読書感想~「おもしろい人」の会話の公式~
人にとって自分に関心を持ってくれる人ほどうれしい存在はいない。
質問力を鍛えることにこの本はフォーカスを当てています。
1.おもしろい話には間が大事!
A「課長からのみに誘われたんですって?」
B「うん・・・行きたくないんだけどね」
と、普通に行きたくないと言うよりも、言うタイミングやその場の空気を感じていう事が大事。よく、なんであの時は面白かったんっだっけとなることがありますが、それはその場の雰囲気とタイミングがあったから・なのです。
2.黙る力を身に着ける
何人かで話をして盛り上がると、俺も俺も!と自分の話をしがちになりますがこれは注意が必要。「自分も○○なんだよねー!」といったところで周りの空気は沈んでしまします。
そこで場が盛り上がっているときは「次にどんな話題を振るか」を考えましょう。
ろうそくの火がいつか消えてしまうように、話も盛り上がると沈黙が訪れる時があります。そんな時に次の話を展開させると一目おかれて注目されるわけです。
場を回す力をみにつけていこう♪
3.「俺も」「私も」は禁止
相手が自分の経験は特別なものだと思って話したことに対して、俺もそうだったんだよね!と言ってしまうことで、相手の話を奪ってしまうことになりかねません。
そこでたとえ自分の経験と相手の経験が一致していても
「へー!それでそれで!?」などと言って聞くに徹することをしましょう。
皆自分の事を話したいと思っています。
相手の疎外感をないがしろにしてしまわないような話の展開をするようにしましょう。
4.YES/NOで答えられる質問はしない
相手の過去につなげて質問すことが簡単に話を続けさせるコツ♪
「そういえばあなたは昔猫が好きって言っていたのになんで今は犬派になったの?」
などと、その人に合わせた質問をする事が大事です。
また相手の状況を想像しながら話すことも大事です。
例えば次の例
A「高校時代に野球部のマネージャーやっていたの」
B「大変でした?」
と聞くと、それは大概大変でしたと答えるわけで。
ここでの質問例は
「家族が野球好きなの?」
「野球部に好きな男の子がいたの?」
などと相手の状況がリアルに聞ける質問をすることが大事です。
また「なんで入ったの?」「どうして?」
などとHOWやWHYで答えられる質問をすることで相手の人となりが出ます。
話が続くワードを意識して会話することを今後も心がけていきます。
5.相手の話をイメージ化しながら話す
会話をするときは、相手の話をテレビ画面で移すようにして話すのがコツです。そうすることによって細かいところも気になっていろいろと質問が出ます。
例えばマネージャーって具体的にどんな仕事をするの?やっぱりレギュラー発表するときは緊張した?など。
更に、話を続けるコツとしては
『小学生時代まで遡る』というものがあります。
地域によっては24時間ピクニックなどと面白い話もあるようで。ポイントは焦らずに特殊な話が出るまで聞き続けること。自分の知識と共通する話が出るまで聞き続けましょう!^0^
6.話の中には具体例を組み込む。
何の本読んでるの?という質問に対して、
A「あんまり読まないんだよね~」
B「AKIRAってしってる?いろんな漫画家さんが影響を受けた作家さんなんだけど」
というと、そこでAさんから「ヘーどういう漫画なの?」と話が続くかもしれません。
大事なのは話をしっかり続けること!なのです。
野球を見に行った場合などもただ観客席で見た・・・よりかは
内野席で見たといった方が具体的で次に続く話のタネになる可能性があるのです。
7.相手が聞いたことは聞き返す。
相手が質問した事柄というのは、少なくとも相手にもその手の知識があるということ。
どんな音楽が好きなのか聞かれたときは、自分が答えた後に相手にもそのはなしを振りましょう。
例えば次の例
A「小学校の時には富士山に学校行事で登らされたんですよ」
B「自分もそうしたよ。出身が同じだと行事もかぶるものなんですね。で、どのくらいかけて登ったんですか?」
などとして、話をすぐに聞き返して話を奪ってしまわないようにしましょう。
8.面白い話は変換している
A「今日の晩御飯はさんまでもいい?」
B「またサンマ?」は普通の返し
ここでは
「毎日DHAがとれていいな~でも取り過ぎはよくないけれどもね」
などと言葉を変換するのがポイント。連想ゲームを頭の中で続けることがコツです
「サンマ→魚→DHA→体にいい→取り過ぎはよくない」などなどと。
どんな場面でも通用する技術なので意識して話をしましょう。
9.のっかって一回否定する一回工程のルール
A「○○さんってフィリピン人?」
B「そうそう生まれた故郷はとっても熱いところで・・・って誰が南米の人や!」
などと一回話に乗って肯定することをしてみましょう。
もし相手にぼけられて次に続く言葉が思いつかなくても、「そうなんだよね・・・」
と、一拍おいている間に頭が柔軟になり次に続く言葉が思いつくものです。
10.自慢+自虐は好印象を与える
ただの自慢話は相手に不快な思いをさせます。ここでは自慢した後に損したことをはなしましょう。例えば自分の場合は
A「大学時代にこんな絵を描いていたんですよね」
B「へー凄いですね。」
A「まあそれで大学時代ずっと引きこもって彼女が出来なかったんだけどね。」
などなど、嫌味にならない話し方を工夫していきましょう。
11.僻みを出すことが笑いになる
「こいうは頭も良くて顔も良くて・・・正直めちゃくちゃ嫌いです」
など、自分の嫉妬ポイントを出すことで相手を立てることにもなるし、一石二鳥です。ただ、相手をいじるので繊細さを掛け持っていないといけなと個人的には感じましたが。
12.描写はリズミカルに話す
私の好きな飲食店はたくさんありますよ。
例えば吉野家とか吉野家とか吉野家とか吉野家とか・・・とくどいようにダメ押しのようにインパクトを残すのが大事で笑いも取れるのです!
13.自分のお笑いのネタはストックしておく
例えば自分の場合は引越ししたばかりの新居で、違う人の部屋を自分の部屋だと勘違いして、2.3分悪戦苦闘していましたw
この話をもっと具体的に話すことでお笑いのネタとして自分にストックしています。
面白い話はしっかり忘れないようにストックしておきましょう。
14.でも○○じゃないですか。
ぼやいている上司はその逆を言ってほしい。
例)
上司「僕なんかもう歳だから仕事がしんどいんだよね・・・」
部下「でもその割には徹夜していたりしますよね」
(共感)+(でも)+(肯定)の法則で相手に好印象を与える。
上司「Aさんはなんか俺のこと嫌っているんだよね」
部下「そうなんですね。でも受付のBさんは先輩のことほめていましたよ」
などと嫌われている、といったら逆にその人を好意的に思っている人のことをいうのが面白い人を思われるようなポイント
15.女性は愛されたい生き物、男性は認められたい生き物
男性はもうストレートに
「あなたのことが気に入っています」というのがいいのだそう。
恥ずかしければ
「最初からこんなこと言うのもなんですけど、とても素敵だと思いました」
というのが良い。
また女性は男性に対して
「凄い・さすがだね」を頻繁に言うのがコツだそうです。
16.デートについて
☆話題はan-anで見つけるのが基本
女性とのデートの時に盛り上がるのは以下の3つ
・ダイエット
・占い
・男と女について
だそうです。占いは自分でも結構盛り上がるなーと思うので、手相占いとか少しかじってみたいと思います笑
女が男を厳しく選ぶ理由という本は著者いわくかなりの名著のようなので確認してみます笑
17.思いがけないアクシデントには「まさか!」を使う
例えば表参道に行ってお店がなかった場合には
「まさかの難民・・・・!」
というと面白くなります。表参道なのに(→まさか)お店がない(→難民)と、言葉を置き換えることもポイントです。
ここでもう一つのポイントはあえてわかりきっている表参道という言葉を出さないこと。
情報は少ない方が笑いを生みやすいのです。
例えば以下の例
「兄さんがひどい人間だから、私はこうなってしまった」
というよりも、
「私がこうなったのは兄さんのせいだ」
という方が、聞き手側もお兄さんの人物像を補完して面白い言葉として聞こえるわけです。
☆女性はかわいいを見つける
もはや基本中の基本なのですが、結構自分軽んじて見ていたなと感じました。
大事なのは自分がかわいいと思ったことではなく、相手にとってかわいいと感じていることに関してしっかり反応することが
大事なのです。
特に女性の場合にはバックにこだわりを持ている人が多いので、しっかり注目しなければならないなと感じました。
~次に読んでみたい本~
本当に気持ちのいいセックス
女が男を厳しく選ぶ理由