読書感想~神・時間塾~


最近樺沢さんの講演会を聞いて、非常に感銘を受けたので、その著者の書いた神時間塾についていろいろと書きたいと思います。

本当に面白い本でした!

 

①脳の時間ゴールデンタイムを利用して時間を4倍にする!

よく朝は創造力を必要とする仕事をすると良いという話を聞きますが、ここでもそのことについてしっかり書かれています。

『午前中の時間価値は夜の4倍!』

ここで「集中仕事」と「非集中仕事」という言葉が出てきます。

朝の集中力があるときに出来るだけ集中力のいる仕事を行い、昼の2時くらいなど作業効率が低くなる昼の仕事にメールのチェックなどを行います。

樺沢さんは朝の時間をメールチェックやスマホをいじるなどなどの時間の使い方はよくないと話されています。

朝の時間をしっかり有効活用しようと思いました。自分にとって重要な仕事を朝の時間に持ってくるようにしましょう!^0^

かくいう自分も今日はいつもより早く起きれたのでこうしてブログを書いています^^

朝の時間を有意義に使っている著名人をしては『グリーン・マイル』『キャリー』『スタンドバイミー』などのスティーブンキングがおり、朝の時間しか執筆活動をしないそです。凄い!

 

②ベストな睡眠時間は7~9時間

仕事などで帰宅が遅くなると睡眠時間は削られがち。

良くて6時間睡眠という方も多いのではないでしょうか。なんと6時間の睡眠でも認知機能の低下が認められているようです。

6時間の睡眠を切ると、翌日の集中力が著しく低下してしますのです。

筆者はここではまた仕事量=「集中力」×「時間」と唱えており、睡眠時間が減ると集中力が減少するの仕事量の面積が少なくなってしますとも話しています。

確かに黒子のバスケの作者なんかは睡眠時間7時間くらいとか言っていてなるほどなと思いました。

 

③自己投資で無限の成長を手に入れる。

仕事のスキルを上げれば、今以上に短時間で仕事が出来る。そこであいた時間で更に自分み磨きをかける。の、繰り返しでどんどん自己成長していく。

とっても理に適っているなと感じました♪

自分も本を読むなりして自己成長を高めていきます。

 

④物の整理は頭の整理

机の上に物が散乱していると「雑念」が生じる。

この筆記用具はここにある!などと、場所をしっかり決めておくことが非常に重要でそれによって仕事効率を大幅に上げることが出来るのです。

パソコンのフォルダ管理もまた然りで、自分のほしい資料が10秒以内で見つかれば樺沢さん的には合格だそうです笑

資料を「AAA」などでデスクトップに保存するのは一瞬はよいけれどもあとからその資料を探すのにとても時間がかかって、結局最初からまとめたほうが良いという話をされててもろ俺やん・・・と思いました。

 

⑤書くだ雑念解消法

ここでもあまり聞きなれない言葉が

頭の「進行形」と「完了形」について。

どうも脳みそはすでに物事が完了してしまったことに関しては脳の記憶スペースからきれいさっぱり消去されるそうですが、進行形のものについては脳の中では常に意識がある状態で緊張状態なのだそうです。

例えば「今日会社が終わったらカフェに行こう・・・」などと考えていると、仕事が終わるまで脳の中では雑念として捉われてしまうので作業効率が下がるのだそうです。

そこで思い立ったら紙に書く!ということをすることで、その事実は紙に書いたという「完了形」に置き換えられて作業がはかどるのです。

「雑念」がでたら紙に書いてすぐに忘れる。このすぐに忘れるという事が集中力をアップさせるためにも重要な事なのです。

 

⑥15・45・90の法則

人間の集中力の継続時間は決まっているそうで、それが15・45・90分なのだそうです。個人差は多少はあれどこの数字にはある程度の根拠があるらしいです。

例えば映画の「007」ではアクションシーンが15分あった後にお色気シーンをおいて、集中力のメリハリをつけているそうです。

45分は小学校の時の授業時間など科学的に効率の良い勉強時間が設定されてるみたいでした。

胃の蠕動運動も90分周期だそうで、バイオリズム的にもこの90という数字には何か意味があるそうです。

作業の重要度によって何分できめて、適度な休憩をいれるという自分だけの適当な集中時間を決めることが重要なのです。

また、たった1秒の雑念が集中力を切らせ、またその状態の集中力に戻すには15分はかかるそうで、そうした雑念を取り除くために「通信の雑念」を取り除く必要があります。

 

⑦通信による雑念の排除

先ほども上げたように人間の集中力の周期は15・45・90とあります。

携帯電話の着信やメールの受信などで音がなると、作業をしていてもそこで一瞬集中力が切れます。また、切れた集中力を取り戻すには15分ほどかかるので、この通信による雑念はあなどれないと感じました。

作業をするときはケータイをOFFにするなどして工夫しないといけないですね。

かくいう私はケータイでデザリングしなければインターネット使えないので通信音は消すようにします。

 

⑧制限時間仕事術

ノルアドレナリンという言葉をご存知でしょうか。自分もこの本を読んで初めてその言葉を知りました。ノルアドレナリンは集中力を高める物質です。人は追い込まれるとこのノルアドレナリンを分泌します。原始時代にサーベルタイガーと遭遇したら逃げるか戦うか究極の判断を迫られます。この時にノルアドレナリンがプシャーーっと分泌されるのです(本当にこんな音がなるのか知りませんが笑)

このノルアドレナリンの仕組みを利用したのが次のストップウォッチ式仕事術です。

 

⑨ストップウォッチ式仕事術

制限時間を設けることで集中力をうまくコントロールすることが出来ます。

ここでのキーワードは「初頭努力」と「終末努力」です。

例えば毎日の仕事でも朝の時間と就業前の時間というのは仕事がはかどると思います。

朝の時間はわかると思いますが、就業時間に関しては「あ!もう時間がない!」という感覚に陥ってエンジンかかるそうです。

このストップウォッチ仕事術では、45分の仕事を15分の作業3回分に分けることをお勧めしています。

45分で仕事を終わらせるとなると、初頭努力と終末努力は1回ずつしか来ませんが、15分を3回行うことで、それぞれ3回の集中力が高まった時間を優位に活用することが出来ます。

この仕事術は脳科学者の茂木健一朗も採用していて、ストップウォッチがないと仕事が出来ないというほどだそうです笑

ストップウォッチ買いましょう。

 

けつかっちん仕事術

テレビ業界でよく聞くのがこのけつかっちんという言葉です。

要は締切があるとその時間に間に合うようにして仕事を進めるという事です。

この締切に追われている感じが前述のノルアドレナリンを生み出し、最高のパフォーマンスに繋げるそうです。毎日予定を入れてけつかっちんな毎日を過ごしていきましょう♪

 

⑪朝シャワーは熱めにする。

交感神経をONにするには熱めのシャワーを5分浴びるのが大事。

 

⑫朝日の入る部屋で5分間目を開けている「セロトニン」が分泌されるのでGOOD

朝の光はセロトニンを分泌させるのです。

 

⑬朝にやってはいけないこと

テレビを見る!は絶対にはダメ。朝は言うなれば真っ白なお皿の状態。

そこにテレビの情報が入るともうたくさんの情報を入れているわけです。朝の時間帯は情報を遮断してしましましょう。

かくいう私も家にはテレビがないので快適そのものです。

 

⑭始業後一番最初にはTODOLISTを作成しよう

よくTODOリストを作成するときには「緊急度」「重要度」をつけるとよいという話がありますが、樺沢流ではこれに「集中度」を組み込ます。

集中力のいる仕事に関しては☆マークをつけるなどして見える化をすることを推奨していました。

仕事中に「次に何をやろうかな・・・」と考えるだけでもそれは雑念になります。

出来るだけスムーズに集中力を高めるためにこうしてTODOLISTを作りましょう。

 

⑮運動をすると頭がよくなる。

週に1回は運動することを提言しています。樺沢さんの感覚ですが、運動をしたときとしなかった時とで比べると一か月で2倍以上となったと話しています。

運動を続けることによって、脳のニューロンのネットワークが緻密でタイトなものになります。頭がよくなるためにも運動しましょう。運動万歳!!^0^

 

⑯宵越しのストレスは持たない~夜のリセット術は交流にある~

オキシトシンとは愛の物質とも呼ばれるもので、この物質が分泌されると脳にリラックス効果がもたらせると科学的にも証明されています。この物質を生むためには人との交流が大事です。オキシトシンがは精神的なものでも分泌されますが、スキンシップでも分泌されます。ペットと戯れると癒されるのが一例ですが、

一番はキスや性交だそうです!

オキシトシンは細胞修復作用・免疫力亢進作用をもたらし「愛し、愛されている感覚」を分泌されているときに感じます。要はみんなやろうぜ!!っていうことで笑

 

⑰朝起きる時の習慣で「1日」が決まる。夜寝る前の習慣で「人生」が決まる。

仕事をするために睡眠時間を削ったり、徹夜するのは愚の骨頂!

寝る前にはスマホみない等がありますが見落としがちなのが、寝る前の2時間は食事をしない。

これをしてしまうと、成長ホルモンが分泌されません。別の言い方でたとえると、「披疲労回復ホルモン」が分泌されないと言い換えることもできます。夜しっかり7.8時間寝ているのに疲れているという方は夜に食事をとっている可能性があります。

寝る前の食事も意識して日々を過ごしていきましょう。

 

⑱人間は寝る前に考えたことが現実となる

寝る前に考えたことは私たちの潜在意識の中に組み込まれていくようです。

毎日その日あったことで楽しかったことをSNSなどでシェアすることによって、頭の中が楽しい記憶で満たされます。

これを続ければ、自分の人生が猛烈に楽しい人生に変わります。

毎日何でもいいので楽しかったことを口に出してみるなどしましょう。

ちなみに今日の楽しかったことは新しいカフェを開拓できたことです♪

 

⑲毎日同じ日課を繰り返す。

イチロー選手は毎日同じ時間に起きて、いつものカレーライスを食べて、同じ道順で球場に向かうそうです。

同じことを毎日繰り返すことで、自分の集中する感覚を整えているようです。

睡眠時間をしっかり確保するのと同時に、毎日同じリズムを繰り返しましょう。

例えばシャワーを浴びたら「よし!集中するぞ!」と、自分で唱えてリズムを作りましょう^0^

決まった時間に最高のパフォーマンスを生み出すことが大事なのです。

 

⑳フォー・ユー仕事術

意外と軽視しがちですが、時間をしっかり守ることは信頼関係を構築するうえで最も重要な事です。毎日しっかり時間を守る人と印象を持ってもらうのはとてもメリットなことなのです(逆に言えば守らない人はデメリットしかない・・・)

そこで筆者が唱えるフォー・ユー仕事術とは、待ち合わせの時間の30分前行動をすること。これによって

ⅰ.相手が待ち合わせ時間より早く来た場合にも対応でき、

『え!こんな早くから来てくれたの!』と印象づけることが出来る。

ⅱ.30前行動をすることで15分の集中時間を2サイクル回すことが出来る。

ⅲ.相手が遅刻したとしても作業を延長出来る。

というメリットがあります。

仕事の量は与えられた時間分だけ膨張する・と、いうパーキンソンの法則がありますが、30分前行動を意識して自分の集中時間を有効活用していきましょう。

相手の信頼関係も構築できるし、作業も捗る・・・。

一石二鳥のこの考えはとても大事そうです。

 

今でしょ!仕事術

・「2分でやれるものはすぐにやる」

・「迷っているのは時間の無駄~30秒で決めたことを実行する~」

仕事などですぐに出来ることを後回しにすることは時間の無駄です。例えばメールなどでもあとで空いた時間を使って送ろう・・・というのは、後でメーラーを起動して再度読む・等のことを考えると時間がもったいないです。

「2分」というのはあくまでも目安ですが、このルールに従って行動していきたいと思います。

チェスの騎士など30秒考えたことと、じっくり考えた先にたどり着く判断は90%も一致するそうです。これを「ファーストチェス理論」と呼ぶそうです。

時間をかけたら良い結果が出るという考え方はあまり良いものではないようです。

 

㉒即アポを心がけること

またいつか連絡しますね・・・。というのはあまりあてになりません笑

相手の自分に対する本気度関心度を確かめるためにも、即アポして次の予定を取りきってしまいましょう!!

 

長々と書きましたが最後に、「読書」は集中力を鍛えるもの「テレビ」は注意散漫になることを鍛えてしまう事を意識して日々の生活に取り入れていきましょう。